私たちが想像できることは、私たちが行動することに繋がり、結果をもたらすことで現実となります。最初は小さな一歩でも、大きなうねりとなり、それにより多くの人が救われます。私たちは、より良い未来を目指し、テクノロジーにより幸せな社会の実現を行います。
何のための、仕事なのか？私は、常に考えています。理想とすべき状態を目標に添え、私たちの技術をどのように活かすことができるのか。常に結果から落し込むようにしています。毎日仕事をしていると、目の前の課題に追われて、忘れてしまいがちになるかもしれませんが、意識することが非常に大事です。仕事は、世の中の皆さんが幸せになるためにあると思ってます。幸せに繋がらない仕事は、全て意味のない仕事です。
日本は、少子高齢化が他の先進国よりも先に進み、前例のない課題に直面しています。女性の社会進出は、先進国の中ではかなり低く、多様性を受け入れられている社会とは言い難い状態が未だ続いています。このままでは、労働力を確保できず、日本の競争力は益々低下していくことが予想されます。他にも、地球温暖化、世界の分断等、世界規模の問題が山積しています。しかし、これらの問題は、人間が創り出した問題が殆どです。ならば、人間が解決することが可能であるとも考えられます。そして、幸せになるために、改善すべき大きな課題です。
大きな課題であればあるほど、私たちは何も出来ず、傍観することしか出来なくなってしまいます。しかし、本当に何も出来ないのでしょうか？当社グループは社歴が長く、高残業の昔の働き方が常態化していました。しかし、私が社長になり、大胆に働き方改革を進めました。生産性を高めるために、システム導入を行い、モバイル端末に切り替え、ペーパーレス化を徹底し、リモートワークも実現できました。それにより、残業は抑制され、ワークライフバランスを実現できました。私の問いかけから始めた改革が、大きく会社を変えることに繋がりました。この取り組みを切っ掛けに、より多くの企業と協力して改善を進めるプラットフォームとして、当社サービスの『Qube』の開発に繋がり、沢山の企業様にご利用いただくことにもなりました。まだ、志半ばですが、ひとつの成果として、私の自信に繋がりました。
